●色彩で身体を整える
色が私たちの心に与える心理的影響が大きければ、環境での色彩や室内での繊維(カーテンなど)壁紙・家具などの色など、もっと考えなくてはならないことがあるのです。
そして環境への色の配置は健康への影響が大きいことが分かってきているのです。太陽光線(グラデーションを含む7色+紫外線)と薬との唯一のちがいは、太陽光線(グラデーションを含む7色+紫外線)の成分は、薬品の粗い成分よりも浸透性が高いと言われていることです。
各色光の説明はプリズムに現れる赤色からの虹色の順番で行いますが基本的な色のみとします。
赤色の効果
赤い光は太陽光線をプリズムで分解したときに見られる赤い光です。赤い光は神経だけではなく貧血や血行不良、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、風邪、慢性疲労、腰痛、リウマチ、座骨神経痛などにも良いようです。
赤い光の力は細胞の形成を促し、うっ血を除去し、動脈血を刺激し、人体の赤の振動数で振動している箇所を刺激し、また強化し、対局にある青の振動数を調和するものであるらしいのです。
赤の波動水を呑んでみると分かりますが舌の奥がピリピリするような感覚がします。
色彩関係の書物にも色光を用いた事例が沢山記載されております。
赤色の害
赤い色のあたりすぎには気を付けなければなりません。赤い光にあたるのは、5分から20分までだそうで、それ以上は害が及ぶかもしれないそうです。
使いすぎれば興奮作用を起こします。例えば神経の興奮がありますから激怒、口論、などが起きるそうです。
また、長年赤色に当たる環境は胃痛なども起こしやすく、胃潰瘍などにもなる場合があるそうで、家庭内では間違っても赤い壁紙、赤いジュウタンなどは避けるべきです。
目の前、真っ赤では落ち着きませんね。特に子供は騒がしく落ち着きが無くなります。
特に赤毛の人、赤ら顔の人、熟っぼい人は、体内に赤の要素が多くあるので、赤は使うべきではないそうです。赤い色を使いすぎたと思ったなら青い色を使って下さい。青い色は赤い色と対極的なので赤い色を和らげてくれます。
赤い色を使ってすぐに興奮する人には頭、または額に青の色のもの(布地など)で作ったもので覆うなどしてから赤色を使うと良いそうです。サッカーなどのスポーツには赤が良いかもしれませんね。
反対に青は静かになってしまいますね。落ち着いていると言っても良いでしょうか。
燈色(オレンジ色)の効果
オレンジ色はカルシウムと密接な関係があり、カルシウムの分光色がオレンジ色だそうです。
太陽光の下で日光浴をしているときにはカルシウムなどが作られて体内へ吸収されているのは事実ですが、太陽の当たらない場所(洞窟、石炭掘り)などではカルシウムが作られないので、くる病などになりやすくなるそうです。
オレンジ色はカルシウムに親和するので、くる病にはお勧めだそうで、それから骨と歯や、また、肝臓、脾臓、胃、腎臓、膵臓、胆のう、呼吸器、肺、ぜん息、てんかん、胃の不調、胆石、痛風、腎臓結石、リウマチ、関節炎などにも効果があるようです。
黄色の効果
黄色は、とくに神経によい色であり、緩下(かんげ)作用があります。(緩下(かんげ)とは、簡単に説明すると「お腹が自然に緩くなる」という事ですから便秘の治療に用いられるそうです。
そう言えば下剤でよく知られている、ひまし油やセンナは黄色の振動数を持っているのです。
その他に、糖尿病の回復、皮膚組織を改め毛穴の掃除をしてくれるので傷痕の治癒にも使えるそうです。
また、黄色の光に当たると体内の寄生虫は絶えられなくなり体外へ出てしまうといわれています。
ペットなどにも試してみると良いですね。そう言えば寄生虫を体外へ出す薬を飲むと一時期、見るもの全てが黄色のサングラスをかけた時のように黄色く見えますね。(以前、昭和時代に使われていた海草を煎じたもの・・・今でも販売されています)
黄色の害
発熱、急性の炎症、精神錯乱、下痢、神経症、動悸、また、譫妄(せんもう)、不眠、過度の神経症状がある時は絶対使用してはならないそうです。黄色は脳を興奮させるので、そこから伸びている神経を刺激するからだそうです。
精神病患者さんの神経は、黄に撹乱されるので、精神病棟からは黄を除く必要があるようです。
青色の効果
色彩の勉強を続けていて、なぜ、空が青く、海も青く、こうも青が多いのか分かるような気がします。
青色と赤色とは対局的です。黄疸や急性リウマチ、頭痛、不眠症など様々な病気に効果があるようです。
下の写真を見て下さい。左下に見えるのが鉢植えです。青い光は植物の育成に良く、害虫を寄せ付けません。毎日ではないのですが、何日か置きにこうして青い光をあててやります。