色彩の影響

色彩が人間の機能に及ぼす影響ですが心理面に影響が有れば機能面にも影響が出てきます。人間の機能に及ぼす影響の中には医療面、美容面に応用できるものが数多くあります。この医療面と美容面については、普段なにげない生活をしていて今日は何となく気分が良いとか憂鬱だとか思うことがあると思います。好むと好まざるに関わらず、人間は生まれた時から回りにある色彩から、影響を受け続けています。また、色彩は目の不自由な人にも影響を与えることが分かっています。

●ビリルビンの分解に役立つ

●ビリルビンの分解に役立つ

黄疸という病気をご存じだと思いますが、この黄疸はビリルビンというへモグラビンが何らかの理由によって低下するときに作り出される黄色い物質です。

黄疸が強くなると目の白目が黄色くなります。また、皮膚も柑皮症のように黄色くなり、汗も白い下着を着ていると黄色くなるぐらいです。

これはビリルビンが全身の皮膚や粘膜に過剰に沈着した状態です。これが幼児や子供の場合は肝臓が処理出来ないので、脳にダメージを受けたり脳性麻痺を起こしたりします。

一番よく見られる兆候は生まれたばかりの赤ちゃんで母親と適合しない血を持つ、RHまたはABOの赤ちゃんです。このビリルビンを分解してくれるのが 青い光 です。

赤ちゃんを青い光にあてることによって、この青い光は体の表層部に浸透し毛細血管に働きかけてビリルビンを分解するのです。
お産を経験したお母さんなら、この光景を見たことがあると思います。日本でも広く用いられていて光線治療などと呼ばれています。

生まれたての赤ちゃんの黄疸には青い光で治す事ができる

青い光はこの他にも
・切り傷、火傷
・打ち身
・女性の病気
・急性リウマチ
・頭痛
・神経性の高血圧
・頑固な不眠症


などにも効くとされています。しかし、光をあてる部分と照射時間がありますから、むやみに当てる事は出来ませんが薬品と違って副作用が急激に出てくるものではないです。

光の中から身体が必要と思われる量だけを吸収するからで、無理やり飲んだりしたわけではないからです。色の治療がもっと普通の病院で行われると良いですね。

音楽療法も色彩療法も全ての人間の細胞が元来持っている振動数を元に戻す事が目的なのですが、都会での騒々しい騒音の中ではあまり音楽療法は効をなさず、ビルの中にいて日光に当たらない人には光色療法は効をなしません。

前者は音楽だけ聞こえるような静かな環境で、後者は日光か日光に準じた光のある場所で、と言うことが条件です。皆さんのご意見として日焼けするから日光に当たるのは害であるというご意見も一部の方にはありますが、それは波長の短い紫外線に当たると害になるだけで、波長の長い紫外線ならば大丈夫です。

全く紫外線に当たらなければ・・・・飼育箱の亀や金魚やウサギなど動物に紫外線を遮断した環境に置けば、病気になり、最後は死を迎えることになるでしょう。そのように私たち人間も紫外線は必要なのです。
身体に付いた黴菌などを死滅させるからです。

自然界の葉っぱを見てください。秋には紅葉で地面に落ちてきますが太陽光に当たっているため腐って臭くなる事はありません。そのうち落ち葉は朽ち果て土に返るだけです。乾燥野菜も干物もそのようになっています。

騒々しい日光の当たらない都会では神経は病み、体の至る所にひずみが出き、病に冒される人が多くなるのは当然の事です。では、どうすれば健康な体で日常生活がおくれる事ができるのか、このサイトが少しのヒントにでもなれば幸です。

 

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